ネトウヨは有田芳生先生に謝るべきだ！
全く、相手が首相だからと言ってこういった過剰反応するネトウヨの気持ち悪さと言ったらありゃしません。
このまとめでは「思想の押し付け」だの「高校生相手に大人げない」だの、普段のネトウヨの蛮行を目にしていれば、「どの口が言っているんだ！」と叫びたくなるような駄文で溢れかえっていますが、もし彼が安倍晋三でなければ彼らがここまでイナゴのように群がってきたとは到底思えません。彼らは有田芳生先生をレイシストどもと日々闘ってくれているC.R.A.Cのメンバーと一緒に写っていたというだけで粘着してきたような気持ちの悪い連中です。安倍首相が関わった否やこの対応・・・彼らの権力に媚びへつらう卑しい性根が垣間見えます。
疑わしきは罰せよの日本
行方不明だった小学生が見つかって本当に良かったと思います。発見されたときの写真では何事もなかったかのように笑顔を浮かべてはいますが、暗い山林で一人で生き延びるなんて、きっと想像もできないほど怖かったでしょう。空腹や孤独感もすさまじいものだったでしょう。
しかし、怖かったのは男の子本人だけではないことは明白です。その両親も心配で心配でしようがなかったと思います。
確かに「しつけ」と称して置き去りにしていった責任はあるでしょうが、それですなわち愛情がないわけではなく、むしろ経緯が経緯だけにどれほど自分を責めたことでしょうか。
ところが、捜索中に父親に対する根も葉もない中傷を垂れ流し、それらが事実無根だと分かった今でも反省の素振りすら見せない人が大勢いることに深い悲しみと憤りを感じました。
男児行方不明中のツイッター「親を犯人扱いにするのは危険」「←言論弾圧だ！」 - Togetterまとめ
この深町秋生という人はよく実名で人の尊厳にかかわることを適当に言えたものですね。この他にも、２chやツイッター上の匿名の人たちが
「父親が殺して埋めたんだろ」
「父親が責任を逃れるために警察にでたらめな情報を渡してるんだろ」
といった目を疑いたくなるようなことを平気でのたまうのを嫌になるほど見ました。
今は真相が究明されているので大丈夫でしょうが、両親の周りの人間がこれらの主張を鵜呑みにしたら、たちまち両親は孤立してしまったでしょう。ただでさえ責任を感じて心身ともに疲れ果てている両親がこれ以上追い込まれて自殺でもしていたらどう責任を取るのでしょうか？
まだ真相が解明していない事柄に関して、やたらと後ろ向きな妄想で人を傷つけるというのは、この国ではしょっちゅう見かける現象です。
こういう人たちは想像力が足りないのでしょう。または、人の気を引きたくてわざと過激な発言をしているのでしょう。こういう輩はたいてい現実での生活では特に目立たず、自己主張もできないような人たちでしょうから。そのことは彼らの書き込みの節々から伝わってきます。
